この間、Amazonビデオで『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』を観ました。
こちらの映画は友情あり、ホラーありのハチャメチャな映画だったけど共感する部分もありました。
ネタバレと共に感想を書かせていただきます。
あらすじ
親友同士のタッカーとデイルは、念願の別荘を手に入れ休暇を自分たちの山小屋で過ごそうと森へやって来た。しかし2人は、同じキャンプ場に来た生意気な名門私立の大学生グループに、人里離れた山に暮らす殺人鬼だと勘違いされる。タッカーとデイルが川で溺れかけた女子大生を助けたことで、さらに誤解を生み、次々と死人が出てしまう。仲間の女子大生を救おうと大学生が襲いかかってくるが、自体はなぜかありえない展開に!気のいいタッカーとデイルの運命やいかに・・・
引用元:アマゾンプライムビデオ
タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら
人間、見た目がものをいうんですよね。
いたって危害のない若者(?)のタッカーとデイルなのですが、見た目がこんなん。
タッカーの笑顔が全然爽やかじゃないし、デイルは恥ずかしがり屋で自分に自信がないためオドオドしてる。
そんな2人が、名門私立大学のキラキラグループと遭遇したことで奇妙なケミストリーが生まれる。
ここからネタバレあり!要注意!!
グループのリーダー的存在のチャドが、過去にあった森での殺害事件をグループのみんなに話したことで、怪しい見た目のタッカーとデイルがサイコな殺人鬼なんじゃないかと勘違いされる。
グループの美人担当、アリソン
この子が引き金となり自体はややこしくなる。
殺人鬼を成敗しようと大学生のガキ(あ、タッカーとデイルが言ってたので私も使わせてもらいます)が、タッカーとデイルを殺そうとするんだけど、ことごとく失敗。
失敗どころか大学生のガキが死んでしまう。
こんな現象が起きたことで、タッカーとデイルは『大学生のガキは自殺志願者なのか?』と、こちらも勘違い。
人間関係でこじれることあるけど、勘違いが引き起こすんだと思う。
ちゃんと話せば勘違いだったことや、その人に悪気がなかったこともわかるんだけど、そこまでの関係性じゃないと真相は闇の中。
こじれにこじれ、関わりたくもないやつになる場合もある。
はたから見たら何が問題かわかることでも本人たちにはわからない。
タッカーとデイルがメッセージ残した時も普通のメッセージなのに、殺人鬼と思ってる大学生のガキには脅威だった。
こんなグロいシーンもあり!
ウッドチッパーに大学生が飛び込んじゃって上半身グチャグチャ。。。
こういう描写があるので、一応ホラーなのか?
こんなシーンも
勘違いなのに、次々と仲間が自爆していく。
血を浴びちゃったらパニックなっちゃうよな〜。
保安官までも(笑)
なんて偶然なんだ〜!!
こんな惨事が続き、タッカーとデイルが仲間割れしそうになる。
見た目は変わった人に見える2人だけど、人を思いやる気持ちはちゃんと持ってるの。
すぐに、お互いの気持ちを察し仲直り。
クライマックスは実はチャドがサイコパスだったという展開。
アリソンの顔を舐めるとことかホント猟奇的。。。
最後はアリソンとデイルがいいムードになってめでたしめでたし♡
感想
人は見た目で判断してしまいがち。
そうだけど、見た目やその人の纏ってる経歴などではわからない部分がある。
幼い頃から『お前は何やってもダメだな』なんて言われちゃうと自分はダメな人間、できない人間だとレッテルを貼ってしまう。
自信過剰は痛いけど、自分を好きになることや自信を持つことはとても大事。
デイルはアリソンやタッカーのおかげで自分に自信を持つことができた。
どんな自分でも認めてくれる存在って大切だよね。
人を見た目でしか判断しない人や、人からの前評判でしか人を判断しない人もいるけど、それはとっても勿体ないことだと思う。
その人が自分にとってどんな存在になるかは接してみないとわからない。人にとって嫌な奴でも自分にとって最高な奴になることもある。
アホな映画でホント笑いました。
チャドの吸入が最高に笑える。勢いがいいのよね!
ちょいちょい出るんだけど、最後にあのシーンの意味を発揮してた。
タッカーはなんでも傷口にはビール!
大雑把で細かいことは気にしない男気がいい!!
私は女なので、こういう男の友情もの羨ましいと思ったりします。
言いたいこと言い合って、でもすぐに仲直り。
感情がストレートでいいですね。
女性は裏をかいたりするから、言葉選びに慎重になります。
でも生まれ変わっても女に生まれたいですけどね。
女に生まれて良かった〜!!(もう古い!?)
最後にデイルが言った言葉。
人生は短いんだからチャンスは自分でつかめ
私も人生の折り返し地点に突入してます。
子供を産んで母となってからは自分の人生は終わった、子供たちを支えるのが自分の役割だと思ってましたが、ちょっとした心境の変化もあり死ぬまで自分の人生を楽しまなくちゃ!と思ってます。
子供をないがしろにして自分の好きなことを優先しようとは思いませんが、子供たちを優先しつつ出来る範囲内でやりたいことをしようと思ってます。
いつ死ぬかわからない。
もう歳だからと諦めたら終わり。
楽しむことに貪欲に生きようと思ってる私に、このセリフはとても共感でした。
映画館に観に行こうとまでは思わない映画だったけど、家でのんびり観るにはいいんじゃないでしょうか?
シラフで観たけど、これアルコール入ってたらもっと笑えたと思います。
コメディはあまり見ないですが『ハングオーバー』シリーズも面白いですよ!
こちらも男性特有の少年っぽさや、アホ行動炸裂で笑えます。
たまにはコメディ観て思いっきり笑うのもいいですね。
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